永野英樹さん!!!!!!!
2005年 12月 18日
今、帰宅したばかりなのに・・・まだ興奮が治まりません(笑)アンコールが全て終わった時は、1人勝手に大興奮しすぎて発作まで起こしかけました^^;;;というわけで、今は一応書こうかなと思って、ここに来たものの・・・やっぱりブログ書くよりピアノを弾きたくてたまらないので・・・後ほど(今日中or明日くらい)までに、今日の日記の内容はUPされてるはずです^^では、中途半端ですみません・・・。ピアノ弾きたいので弾いてきまーす♪
↑
と書いてから時間経ってしまいすみません。翌日に書いてます。
今年、多分最後となる演奏会のはず・・・それが、こんなにも素晴らしすぎる演奏会で良かったと思います。でも、やっぱり横浜市民の私にとって・・・埼玉の与野本町は遠い(笑&いつも言っていてひつこいですが・・・)今回の永野さんでこのシリーズ(音楽監督:中村紘子)3回目でした!前回、前々回の日記(レポート)は・・・ここです。でも、1つ訂正したい事があります。それはピョートル・アンデルジェフスキーについてです。あの時は消化不良でしたが、あの後CDを聴いて見直しました。そして思いました、あの時ポーランド人だからという事で選んだかどうかはわかりませんが、無理してシマノフスキとショパンのみのプログラム組むなんて・・・って思いました。後に色々CDを聴いて思ったのは彼の本当の素晴らしさは、バロック、古典派作品で発揮される!!という事です!!!そういう意味で、リンク先の上の日記ではあまり良く評価してませんが、CDで彼の演奏を聴いてみて下さい!!
この方が永野英樹さん。68年生まれなので37歳なのかな?
これはサイン☆わかりやすいですね^^
これがアンコールのプログラム♪
いや~まさか、カプースチンが聴けるなんて!!!!プロのピアニストによるカプースチンの生演奏・・・もう、感激×100でした!!!だって今までアムランが弾いてるCDは持っているので聴いた事があるのと、カプースチンによる演奏をCDで聴いたのみで・・・やっぱり生ですよ、生!!
ここから先は感想になるので・・・気になる方のみ、どうぞ!(またもや、長いかも!?)
プログラムは・・・探しても載ってる場所がなかったので自分で書きたいと思います!
F・シューベルト ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ短調 D.960
~~~~~~~~~~~~~~~休憩~~~~~~~~~~~~~~
M・マタロン(1958~) 二つの時間のフォルム
H・デュティユー ピアノ・ソナタ
というプログラムでした。そしてアンコールは上の写真で載せた通りのシューベルトとカプースチンです。さて、またあまり時間ないので今19日の18時ですが・・・途中はもう少し待って下さい。すみません。ブログ書く事以外にやらないといけない事があるので・・・またもう少ししたらちゃんとUPします、今度こそは!!!
本当に最近ちょっと忙しく・・・すみません。今日、21日の深夜・・・3日も遅れて感想書かせて頂きます。
・シューベルトのソナタ21番(シューベルトの最後のソナタです)
この曲は私の中ではかなり、メジャーな曲且つ大好きなシューベルトの作品の1つでもあります。今まで永野さん=現代曲弾きのイメージがあまりにも強かったので・・・最初はどうなるやらと思ってドキドキしてました。永野さんはこの曲の最初の出だしを弾く時、鍵盤に手をのせたまま暫く停止していました。そして、いつ弾きだすんだろう?・・・と。手を鍵盤にのせて構えた状態で暫く(10秒以上停止していたはず!!)止まっているという状態で弾き始めるピアニストは私の中ではとても珍しいです。
いざ演奏が始まると、良い意味で私の勝手なるイメージは崩れていきました。
まず、全体的にuna corda(3本のペダルの真ん中)の使い方が非常に上手い!!これはすっごく気になってしまった。羨ましいくらいに上手く使う。使っても必ずにごる事もない。ちゃんとuna cordaの機能を使っていて本当に感心しました。
1楽章の出だしのあの柔和な雰囲気作り、なんとも言えない美しさだった。それから曲を徐々に盛り上げていくのもごく自然に弾いていて、いかにも造っていますっていう感じがしないんです。本当に自然体。微妙な和声の変化もちゃんと色付いていて引き込まれました。
シューベルトは年代的にベートヴェンよりは若いがショパンよりは年をとっている。完璧な古典派でもなくロマン派でもないシューベルト。正にベートーヴェンとショパンの間に挟まれた時代の作曲家・・・。ん~難しい・・・。私、聴くのは大好きですが弾くのは苦手ですね・・・。
おっと・・・また話が案の定ずれてきました^^;すみません・・・・・・・。
後、弾く前に鍵盤に手をのせたまま停止していたと上に書きましたが、これ以外にも面白い癖を発見しました。時々なのですが、客席ではない方向に首を傾け・・・音楽の世界に浸ってるか音を聴いてるのか・・・何の為かはわかりません&本当に単なる癖かもしれませんが、客席と逆側に向き・・・遠くからなので見えませんでしたが、せつなそうな表情をしてたような・・・。あぁやると、よく音が聴こえるのでしょうか?(笑)変な事に気になってしまい、すみません^^;;;
全楽章について書いていたら・・・きりがなくなるので、ちょっと省きますがやはり最初の印象をちゃんと感想として残したいので第1楽章の第2主題の軽快な所について。本当に軽い、軽い!!所々、古典っぽい所はそのように弾くしロマン派に繋がる部分ではロマンチックに歌い上げていました。現代曲で必要とされる音色が1つも入ってない永野さん・・・。でも、うまかった~~!!あれは、やっぱり名曲ってすぐに思えた=永野さんの演奏が良かった証拠です。
さて、次のM・マタロンは今日まで知らない作曲家でした・・・。1958年生まれの作曲家。プログラムノートにはブエノスアイレスに生まれ・・・としか書いてない。そこはどこの都市だ??と思って地図を見ると・・・。出身はヒナステラと同じ、アルゼンチンとわかりました。そしてこの「二つの時間のフォルム」という作品は2000年にトゥールーズの”Piano aux Jacobins”音楽祭の為に作曲された作品と書いてありますので、本当に最近の作品です。
最初は低音のミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レの音階の連続を左手で行い、その間に右手で不協和音っぽい音が入っていく感じから始まる曲。ドビュッシーのエチュードの5本の指の為の~の、かなり現代曲版にした感じ?が出だしでした。
ん~アルゼンチン出身。ヒナステラと何か似ていたようなものがあったような、なかったような・・・(笑)。曖昧ですみません。でも、この曲を弾く時・・・なんと永野さんは譜面を見て演奏なさってました!!でも、初めて聴いたのに・・・この現代曲は一切飽きる事もなく、面白い曲だな~超絶技巧だな~だけでなく、何が私を引き込んだのかわわかりませんが凄くこれまた引き込まれました。まぁ、こんな程度の事しかわからない、書けませんが・・・・でもでも、これがテーマなのだろうっていうメロディーがわかったりはしました、一応。本当にそんな程度。曲も短かったしな・・・。一回聴いただけでは曲の素晴らしさまではわかりませんでした。あぁー現代曲も難しいですね・・・。
さ~ラストは、H・デュティユーのソナタ!!!!私は今日、これが一番の目的で遠くからはるばる来たんです♪因みに永野さんが演奏してるこの曲は随分前にCD化されてます&既に聴いてます!!楽しみだったのは、CDと同じ演奏をするのかどうか・・・でした。(別にCDと同じ様にして作ってきても問題はないんですが)でも、生で聴けるという事で楽しみでたまりませんでした!!で・・・生の演奏では・・・
CDとは全く別の創り方をしてました!!!でも、こっちの方がいい!!っていうくらい素晴らしすぎた。それと同時に私はこの曲、本当に弾けるのでしょうか???と焦りだしました^^;;;;
まず1楽章。CDではあまり波が起こらないような感じに・・・っていうのが本日の演奏では、平坦な部分もあるのに上手い具合に波が寄せてくる感じがめっちゃしました。でも、滑らかな部分を大切にしていて嫌な感じは一切させない。曲の構造まで変化させるのかと思っていたら、それは違いました。構造までは変えてませんでした。あくまでも細かな部分のみ変えてましたが、私は今勉強中だし何度も聴いていたので敏感に反応してしまいました。
次に2楽章。これには脱帽!!この2楽章って一番短いけど、暗譜しにくいんじゃないか・・・とか、上手く弾かないと聴き手を飽きさせる楽章だと思います。でも、あっという間に終わった。最後まで一息で弾いてしまったかのような、あの呼吸の深さ。私は呼吸は深い方ではないので、是非是非見習いたいですね。あの2楽章は、私は聴いていて本当に飽きなかった、すごい、すごい!!
最後に3楽章。これは全てCDとは別物っていう感じに練られていました。構造だけでなく、テンポ、曲の持っていき方、全てにおいてCDとは全く違う様に造られていた!!!でも、本日の演奏はプロだからできる演奏って思ってしまいました。。。
私はあんなに指回りません。音出ません。。。。CDでは全体的に速いのですが、速度をヴァリエーションごとに・・・とかで、変えたりしてません。でも、本日の演奏では終盤に行けば行くほど、どんどんスピードUP!!ヴァリエーションⅣなんて人間業じゃないぃぃ~~~!!CDより更に速くしてるし。。。後、今日の演奏ではaccel.が凄く目立つ演奏でもありました。でも、それができるテクニシャンだから問題ないし、聴いていても嫌な感じは全くなかったです。勉強になったのは体の使い方。永野さんは一般的な体型です。デニス・マツーエフみたいな長身でもないし、イェフィム・ブロンフマンみたいに巨体でもない。標準体型の彼。多分普通に弾いたら、音量面では負けるでしょう。。。出だしのコラールの所をああやって体を使うといいのかな?とあまりにも椅子から体が離れたりしていたので見入ってしまいました。
更に面白かったのがCDでは聴こえなかったメロディーラインが今回の演奏では聴こえてきた事。強調したい音が変化したのかな??ってくらいに思っていましたが。後は左のメロディーもかなり大切に扱っていました。私は、ほぉ~なるほどねっていう感じでかなり勉強になりました。でも、本当に良い勉強にもなり、良い刺激も頂けましたが・・・・・私どないしよう・・・・本当に弾けるの?&間に合うの~~~。あーーでも、この曲は私が選んだんではないんです!!(笑)いつも選曲は自分勝手にしてきてOKだったのに、この曲のみは先生が勧め捲くってきて弾く事に・・・。要は苦手ジャンルを弾かせたかったと後に判明。あーフランス恐い(笑)私にとってこれは近現代じゃなーい!現代曲じゃ。でも、弾かねばなりません。頑張ります!!!
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と書いてから時間経ってしまいすみません。翌日に書いてます。
今年、多分最後となる演奏会のはず・・・それが、こんなにも素晴らしすぎる演奏会で良かったと思います。でも、やっぱり横浜市民の私にとって・・・埼玉の与野本町は遠い(笑&いつも言っていてひつこいですが・・・)今回の永野さんでこのシリーズ(音楽監督:中村紘子)3回目でした!前回、前々回の日記(レポート)は・・・ここです。でも、1つ訂正したい事があります。それはピョートル・アンデルジェフスキーについてです。あの時は消化不良でしたが、あの後CDを聴いて見直しました。そして思いました、あの時ポーランド人だからという事で選んだかどうかはわかりませんが、無理してシマノフスキとショパンのみのプログラム組むなんて・・・って思いました。後に色々CDを聴いて思ったのは彼の本当の素晴らしさは、バロック、古典派作品で発揮される!!という事です!!!そういう意味で、リンク先の上の日記ではあまり良く評価してませんが、CDで彼の演奏を聴いてみて下さい!!
この方が永野英樹さん。68年生まれなので37歳なのかな?
これはサイン☆わかりやすいですね^^
これがアンコールのプログラム♪
いや~まさか、カプースチンが聴けるなんて!!!!プロのピアニストによるカプースチンの生演奏・・・もう、感激×100でした!!!だって今までアムランが弾いてるCDは持っているので聴いた事があるのと、カプースチンによる演奏をCDで聴いたのみで・・・やっぱり生ですよ、生!!
ここから先は感想になるので・・・気になる方のみ、どうぞ!(またもや、長いかも!?)
プログラムは・・・探しても載ってる場所がなかったので自分で書きたいと思います!
F・シューベルト ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ短調 D.960
~~~~~~~~~~~~~~~休憩~~~~~~~~~~~~~~
M・マタロン(1958~) 二つの時間のフォルム
H・デュティユー ピアノ・ソナタ
というプログラムでした。そしてアンコールは上の写真で載せた通りのシューベルトとカプースチンです。さて、またあまり時間ないので今19日の18時ですが・・・途中はもう少し待って下さい。すみません。ブログ書く事以外にやらないといけない事があるので・・・またもう少ししたらちゃんとUPします、今度こそは!!!
本当に最近ちょっと忙しく・・・すみません。今日、21日の深夜・・・3日も遅れて感想書かせて頂きます。
・シューベルトのソナタ21番(シューベルトの最後のソナタです)
この曲は私の中ではかなり、メジャーな曲且つ大好きなシューベルトの作品の1つでもあります。今まで永野さん=現代曲弾きのイメージがあまりにも強かったので・・・最初はどうなるやらと思ってドキドキしてました。永野さんはこの曲の最初の出だしを弾く時、鍵盤に手をのせたまま暫く停止していました。そして、いつ弾きだすんだろう?・・・と。手を鍵盤にのせて構えた状態で暫く(10秒以上停止していたはず!!)止まっているという状態で弾き始めるピアニストは私の中ではとても珍しいです。
いざ演奏が始まると、良い意味で私の勝手なるイメージは崩れていきました。
まず、全体的にuna corda(3本のペダルの真ん中)の使い方が非常に上手い!!これはすっごく気になってしまった。羨ましいくらいに上手く使う。使っても必ずにごる事もない。ちゃんとuna cordaの機能を使っていて本当に感心しました。
1楽章の出だしのあの柔和な雰囲気作り、なんとも言えない美しさだった。それから曲を徐々に盛り上げていくのもごく自然に弾いていて、いかにも造っていますっていう感じがしないんです。本当に自然体。微妙な和声の変化もちゃんと色付いていて引き込まれました。
シューベルトは年代的にベートヴェンよりは若いがショパンよりは年をとっている。完璧な古典派でもなくロマン派でもないシューベルト。正にベートーヴェンとショパンの間に挟まれた時代の作曲家・・・。ん~難しい・・・。私、聴くのは大好きですが弾くのは苦手ですね・・・。
おっと・・・また話が案の定ずれてきました^^;すみません・・・・・・・。
後、弾く前に鍵盤に手をのせたまま停止していたと上に書きましたが、これ以外にも面白い癖を発見しました。時々なのですが、客席ではない方向に首を傾け・・・音楽の世界に浸ってるか音を聴いてるのか・・・何の為かはわかりません&本当に単なる癖かもしれませんが、客席と逆側に向き・・・遠くからなので見えませんでしたが、せつなそうな表情をしてたような・・・。あぁやると、よく音が聴こえるのでしょうか?(笑)変な事に気になってしまい、すみません^^;;;
全楽章について書いていたら・・・きりがなくなるので、ちょっと省きますがやはり最初の印象をちゃんと感想として残したいので第1楽章の第2主題の軽快な所について。本当に軽い、軽い!!所々、古典っぽい所はそのように弾くしロマン派に繋がる部分ではロマンチックに歌い上げていました。現代曲で必要とされる音色が1つも入ってない永野さん・・・。でも、うまかった~~!!あれは、やっぱり名曲ってすぐに思えた=永野さんの演奏が良かった証拠です。
さて、次のM・マタロンは今日まで知らない作曲家でした・・・。1958年生まれの作曲家。プログラムノートにはブエノスアイレスに生まれ・・・としか書いてない。そこはどこの都市だ??と思って地図を見ると・・・。出身はヒナステラと同じ、アルゼンチンとわかりました。そしてこの「二つの時間のフォルム」という作品は2000年にトゥールーズの”Piano aux Jacobins”音楽祭の為に作曲された作品と書いてありますので、本当に最近の作品です。
最初は低音のミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レの音階の連続を左手で行い、その間に右手で不協和音っぽい音が入っていく感じから始まる曲。ドビュッシーのエチュードの5本の指の為の~の、かなり現代曲版にした感じ?が出だしでした。
ん~アルゼンチン出身。ヒナステラと何か似ていたようなものがあったような、なかったような・・・(笑)。曖昧ですみません。でも、この曲を弾く時・・・なんと永野さんは譜面を見て演奏なさってました!!でも、初めて聴いたのに・・・この現代曲は一切飽きる事もなく、面白い曲だな~超絶技巧だな~だけでなく、何が私を引き込んだのかわわかりませんが凄くこれまた引き込まれました。まぁ、こんな程度の事しかわからない、書けませんが・・・・でもでも、これがテーマなのだろうっていうメロディーがわかったりはしました、一応。本当にそんな程度。曲も短かったしな・・・。一回聴いただけでは曲の素晴らしさまではわかりませんでした。あぁー現代曲も難しいですね・・・。
さ~ラストは、H・デュティユーのソナタ!!!!私は今日、これが一番の目的で遠くからはるばる来たんです♪因みに永野さんが演奏してるこの曲は随分前にCD化されてます&既に聴いてます!!楽しみだったのは、CDと同じ演奏をするのかどうか・・・でした。(別にCDと同じ様にして作ってきても問題はないんですが)でも、生で聴けるという事で楽しみでたまりませんでした!!で・・・生の演奏では・・・
CDとは全く別の創り方をしてました!!!でも、こっちの方がいい!!っていうくらい素晴らしすぎた。それと同時に私はこの曲、本当に弾けるのでしょうか???と焦りだしました^^;;;;
まず1楽章。CDではあまり波が起こらないような感じに・・・っていうのが本日の演奏では、平坦な部分もあるのに上手い具合に波が寄せてくる感じがめっちゃしました。でも、滑らかな部分を大切にしていて嫌な感じは一切させない。曲の構造まで変化させるのかと思っていたら、それは違いました。構造までは変えてませんでした。あくまでも細かな部分のみ変えてましたが、私は今勉強中だし何度も聴いていたので敏感に反応してしまいました。
次に2楽章。これには脱帽!!この2楽章って一番短いけど、暗譜しにくいんじゃないか・・・とか、上手く弾かないと聴き手を飽きさせる楽章だと思います。でも、あっという間に終わった。最後まで一息で弾いてしまったかのような、あの呼吸の深さ。私は呼吸は深い方ではないので、是非是非見習いたいですね。あの2楽章は、私は聴いていて本当に飽きなかった、すごい、すごい!!
最後に3楽章。これは全てCDとは別物っていう感じに練られていました。構造だけでなく、テンポ、曲の持っていき方、全てにおいてCDとは全く違う様に造られていた!!!でも、本日の演奏はプロだからできる演奏って思ってしまいました。。。
私はあんなに指回りません。音出ません。。。。CDでは全体的に速いのですが、速度をヴァリエーションごとに・・・とかで、変えたりしてません。でも、本日の演奏では終盤に行けば行くほど、どんどんスピードUP!!ヴァリエーションⅣなんて人間業じゃないぃぃ~~~!!CDより更に速くしてるし。。。後、今日の演奏ではaccel.が凄く目立つ演奏でもありました。でも、それができるテクニシャンだから問題ないし、聴いていても嫌な感じは全くなかったです。勉強になったのは体の使い方。永野さんは一般的な体型です。デニス・マツーエフみたいな長身でもないし、イェフィム・ブロンフマンみたいに巨体でもない。標準体型の彼。多分普通に弾いたら、音量面では負けるでしょう。。。出だしのコラールの所をああやって体を使うといいのかな?とあまりにも椅子から体が離れたりしていたので見入ってしまいました。
更に面白かったのがCDでは聴こえなかったメロディーラインが今回の演奏では聴こえてきた事。強調したい音が変化したのかな??ってくらいに思っていましたが。後は左のメロディーもかなり大切に扱っていました。私は、ほぉ~なるほどねっていう感じでかなり勉強になりました。でも、本当に良い勉強にもなり、良い刺激も頂けましたが・・・・・私どないしよう・・・・本当に弾けるの?&間に合うの~~~。あーーでも、この曲は私が選んだんではないんです!!(笑)いつも選曲は自分勝手にしてきてOKだったのに、この曲のみは先生が勧め捲くってきて弾く事に・・・。要は苦手ジャンルを弾かせたかったと後に判明。あーフランス恐い(笑)私にとってこれは近現代じゃなーい!現代曲じゃ。でも、弾かねばなりません。頑張ります!!!
by satomida4
| 2005-12-18 19:58
| Music
|
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